ピンク筋

fujinari-saki
2020年1月21日
読了時間: 2分

最近よくテレビでも紹介されている「ピンク筋」という筋肉はご存知でしょうか？

一般的に知られている筋肉は赤筋と白筋の2種類があります。日常生活をしているだけだと、赤と白の筋肉は1：1となり、ピンク筋はほとんど含まれませんが、トレーニングをすることで白筋がピンク筋へと変化していきます。

赤筋は別名遅筋と呼ばれ、長時間同じ姿勢を保つのに有効な筋肉です。持久力があるので、長距離走などに向いています。エネルギーとして酸素を使用して脂肪を消費します。

白筋は別名速筋と呼ばれる筋肉で、大きな力を発揮するのに優れた筋肉です。瞬発力があるので、短距離走やバーベルなどの重いものを持ち上げる時に生きます。体の表面近くにある筋肉なので、体を鍛える時に意識しやすいと思います。白筋のエネルギーに使われるのは糖です。

そしてピンク筋とは赤と白のいいところを兼ね備えたスーパー筋肉です。

トレーニングによって白筋が変異したもので、持久力と瞬発力を両方併せ持っています。脂肪の燃焼効率は赤筋よりも高いのでダイエットにはぴったりの筋肉です。このピンク筋は寝ている間にも糖や脂肪を消費してくれ、糖や脂肪の燃焼が進めばダイエットだけでなく血糖値の上昇抑制や生活習慣病、メタボの予防にもつながります。

ピンク筋を鍛える方法として適切な方法が、太ももやお尻を鍛えるスクワットです。太ももやお尻などの筋肉は、人間の筋肉の中でもかなりの割合を占めています。筋肉量を増やし、代謝を上げるのにうってつけのトレーニングです。ただし、スクワットは膝を傷めやすく、特に太っている方や運動習慣のない方には負担がかかりやすいので、最初のうちはスクワットの回数を減らし、直接脂肪や糖を燃焼させる軽い有酸素運動と組み合わせ、まずは減量や体力づくりに励むことをオススメします。