むくみの原因
- fujinari-saki
- 2023年7月24日
- 読了時間: 2分
「むくみ」は、毛細血管から細胞の間に流れ出る水分が多くなったり、毛細血管やリンパ管へ吸収される水分が減ることによって、細胞と細胞の間に水分が異常に溜まった状態のことを指します。またむくみといっても一過性のむくみと慢性のむくみがあり、原因はそれぞれ異なります。
一過性のむくみの原因
・立ち仕事やデスクワークなどでずっと同じ姿勢で過ごす
筋肉を動かさないため、血流やリンパの循環ができずに水分が皮膚の下に滲み出る。
・塩分やアルコールの取りすぎ
体内の塩分濃度を一定に保たれているため、体内の塩分量が増えるとそれを薄めるために体に水分を溜め込んでしまう。
そのほか生理ホルモンの変化、睡眠・運動不足、ストレスなども一過性のむくみの原因となります。
慢性むくみの原因
慢性むくみは一過性のむくみと違い数日では治らず、むくんでいる部位を押すと指の跡がつくのが特徴です。慢性的なむくみが起こる原因として、心臓、腎臓、肝臓といった大きな臓器の疾患が疑われますので、一度医師にできるだけ早く相談しましょう。
そのほか、食事の偏りによる栄養失調、ふくらはぎの血管が膨らんで足がむくむ下肢静脈瘤、手術でリンパを取り除いたことで起こるリンパ浮腫などもあります。
むくみの解消法としては、
・ストレッチやエクササイズをする
特に脚のむくみは、膝の曲げ伸ばしやつま先立ちになってかかとの上げ下げ(ふくらはぎの筋トレ)することで、むくみ解消になります。
・マッサージする
むくんだ部分を手でマッサージをして血液やリンパの流れをよくしましょう。ポイントは、心臓から遠い部分から近い部分に向けて流すことです。
・むくんだ部分をあげる
特に足に効果的な方法です。寝た状態で足を心臓より上の位置にあげることで、重力を逆手にとってむくみを解消します。
・湯船に浸かる
体を温めることで、血流促進になります。またお湯の水圧で適度に体に圧がかかり、滞った水分を流してくれます。
・カリウムの多い食材を摂る
むくんでいるなと感じたら、積極的にカリウムが含まれる食品を摂りましょう。カリウムには、ナトリウム(塩分)を尿として体外に排出する働きがあり、代表的な食材は、バナナやリンゴ、メロンなどがあります。ただし腎機能が低下している場合は、医師に相談しましょう。

ぜひお試しください。
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