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オスグッド病

  • 執筆者の写真: fujinari-saki
    fujinari-saki
  • 2018年7月27日
  • 読了時間: 2分

更新日:2018年9月12日

以前シーバー病について書きましたが、今回はそれに関連して同じ成長痛疾患のオスグッド病について書きたいと思います。

オスグッド病は正式名称「オスグッド・シュラッター病」といい、

成長期に(小中学生)に激しい運動のため、膝のお皿の下が痛くなってくる疾患です。

さらに我慢したまま、激しい運動していると骨が変形し、膝下が出っ張ってくることもあります。

僕も中学の時これを経験し、ものすごく痛かったことを記憶しています。

メカニズムとしては激しい運動により太ももの前側の筋肉(大腿四頭筋)の使いすぎにより収縮してしまい、その筋肉の付着部である膝下部分が引っ張られて痛みを出すものです。成長期は膝下部分の骨がまだ柔らかく、激しい筋肉の収縮ストレスに耐えらません。さらにはストレスをかけ続けると、骨が柔らかいため筋肉が引っ張るに連れて少しずつ骨が変形して行きます。

部活やスポーツで、バスケなどのようにジャンプをよくする競技をしている子は起きやすいです。

ちなみに大人になって同じメカニズムで膝下に痛みを出す疾患を「ジャンパー膝」と言います。


オスグッド病の対処法としては


1.痛い時は休む

基本的に太ももの使いすぎですので、休みましょう!


2.痛い時は短く冷やす

炎症成分を抑えるという意味で氷で10分くらい冷やしましょう


3.太もも前側のストレッチ

筋肉のオーバーユーズのため、筋肉が縮まり、骨を引っ張ってしまうために起こる痛みなので、筋肉の収縮を改善させるためにストレッチを行うのは有効です。


4.運動するときはサポーターをする

膝下の患部に負担をかけないためのものです。サポータにも色々あるので、症状にあうサポーターを用意しましょう!


当院では、筋肉をほぐしたりストレッチした後、

テーピングを貼り痛みの軽減や改善を測ります。

太ももの筋肉の使い方がバランスよく使えていないと思うので、

検査等をして、運動中に太ももをバランスよく使えるようにアドバイスをさせていただきます。

オスグッド病やジャンパー膝の方もぜひご相談ください。

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