シーバー病について
- fujinari-saki
- 2018年7月6日
- 読了時間: 2分
先日私の甥っ子がウチに来た時に
踵が泣くほど痛いということで施術を行いました。
話を聞くと所属している陸上部の顧問がかなり熱血で練習がかなりハードのようで、
部活の生徒みんなが踵が痛いと言っているということでした。
症状は「シーバー病」と呼ばれる成長痛の一つで、踵の骨の一部が成長期でまだ柔らかいのに、
筋肉の使いすぎで筋肉の収縮が激しく柔らかい骨を引っ張ってしまうために痛みを出すというものです。
膝痛の場合はオスグット病と呼ばれ、コチラは部活を頑張っている中学生では結構お馴染みの症状です。
骨が成長し固くなるにつれて痛みも引いていくのですが、部活を頑張りたいのに痛みのひどい学生の方は、骨が固くなるまで待っていられません。
そこでいくつか対処法をお伝えしたいと思います。
1、痛い時は休む(または踵に負担をかけないトレーニングをする)
基本的にはふくらはぎと足裏の筋肉のオーバーユーズで起こる痛みなので、痛みのひどい時はそれらの筋肉を使わないのが鉄則です。
他にできるトレーニングをしましょう!
2.痛い時は短時間冷やす
炎症成分を抑えるという意味で氷で10分くらい冷やしましょう
3.ふくらはぎや足裏の筋肉のストレッチ
筋肉のオーバーユーズのため、筋肉が縮まり、骨を引っ張ってしまうために起こる痛みなので、
筋肉の収縮を改善させるためにストレッチを行うのは有効です。
またふくらはぎや足裏をマッサージするのも痛みの緩和に繋がります。
4.シューズやインソールを変える
踵に衝撃が加わる度に痛みが出るので、踵への衝撃を和らげるため、靴底がクッション性の高いシューズにするのが有効です。
また特に扁平足気味の方は足裏の筋肉が踵を引っ張りやすいので、土踏まずをしっかりサポートしてくれるインソールも一緒に使うことをお勧めします。
また、踵にクッション素材を使ったサポーターなども市販されているので、そちらを使用されるのも痛みの緩和につながると思います。
当院では、下半身の筋肉をほぐしストレッチのやり方をお伝えするとともに、テーピングを用いてふくらはぎや足裏の筋肉の収縮を改善いたします。
成長期の子供は、大人ではわからない痛みなどを誘発します。
我慢して練習を続け、骨が変形した状態で大人の骨になって行く方もいます。
部活の熱血指導もいいですが、先生の自己満足のみの指導にならないように子供さんの身体にも目を向けてほしいものです。

昭和区桜山 ふじなり整体 咲来sa-ki
名古屋市昭和区戸田町3-22-2ハートイン戸田町1F北





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