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免疫力を高めるには?

  • 執筆者の写真: fujinari-saki
    fujinari-saki
  • 2020年5月24日
  • 読了時間: 3分

更新日:2020年6月7日

今回は免疫力を高める方法について書きます。

まず免疫とは細菌やウイルスから体を守ってくれる防御システムで、自己免疫と獲得免疫の2種類があります。自己免疫とは、身体の中に細菌やウイルスといった病原体が侵入すると、その侵入してきた病原体(抗原)に対してそれに対抗できるように自分を守るもの(抗体)を作って攻撃をします。このサイクルによって自然に免疫を獲できることを自己免疫と言います。

一方、獲得免疫とは同じ種類の抗原がもう一度体内に侵入してきた場合に、すでに記憶されている免疫が活性化されて侵入してきた抗原を攻撃して追い払うシステムのことを言います。麻疹や風疹などの感染症が一度かかると二度とかからないのは、この獲得免疫の働きによってです。

 普段かからないような感染症にかかったり風邪をひきやすくなったりする場合には免疫力の低下が関係しています。免疫力が低下するリスクが大きい方は高齢者、乳幼児、妊婦で、特に高齢者は加齢に伴い、免疫細胞が低下したり新しく作られた免疫細胞の機能が低下したりするため、免疫力が落ちます。また強いストレスは自律神経のバランスを崩し、免疫力の低下につながります。睡眠不足も免疫力低下に関係しているということが分かっています。他にも食生活の偏りや生活時間の乱れ、疲労、運動不足、喫煙、ストレス、過度の飲酒が挙げられています。


 では、免疫力を高めるために日常生活の中でできることはなんでしょうか。


・バランスのとれた食事

免疫力が上がる成分としては、抗酸化作用のあるビタミンA・C・Eや発酵食品、食物繊維さらには体を温める生姜やにんにく唐辛子などをとるといいです。


・腸内環境を整える

免疫細胞が多くいるところは小腸ともいわれています。小腸と大腸を合わせると体内の約50%の免疫細胞が存在しているともいわれています。ですので腸内環境を整えることが免疫力を高めることにつながります。そのため乳酸菌も免疫力を上げる食品として注目されています。また、キノコなど食物繊維を多く含む食材を摂り、腸内環境を正常化させるのも免疫力を高める食生活として注目されています。

適度な運動習慣

汗を軽くかく程度の適度な運動は運動する日数が多いほど風邪をひく日数も少なく、重症度も低いという研究結果が出ています。ですが、運動強度の強いハードな運動をし過ぎると逆に免疫力が低下するともいわれているため、無理のない範囲内での運動を日常生活の中に適宜取り入れていきたいものです。

さらに体を温めることも免疫力を高める効果が期待されています。

特に、腸がある腹部を温めることで免疫細胞の数が増えるという結果も出ています。

コロナウィルスの第2波に備えて、マスクや消毒などの生活習慣と同様に免疫力の向上にもとりくみましょう!

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