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貧乏ゆすり=健康ゆすり?

  • 執筆者の写真: fujinari-saki
    fujinari-saki
  • 2019年8月31日
  • 読了時間: 3分

  貧乏ゆすりに対して、みなさんはどのようなイメージを持っていますか? 行儀が悪い? イライラしていそう?……なんていう方もいらっしゃるかもしれません。僕も会社員の時に上司がの貧乏ゆすりを見ると、「いやいらしてるな」とか「ストレス溜まってるなぁ」とか思ったものです。マイナスイメージを持たれがちの貧乏ゆすりですが、案外悪いことばかりではありません。むしろメリットの方が多いのです。

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 貧乏ゆすりの効果は以下のようなものがあります。


1.血流が改善される

ふくらはぎの筋肉は“第二の心臓”とも言われ、足腰で滞りやすい血液をふくらはぎの筋肉の収縮でポンプのように心臓側へ送り返します。貧乏ゆすりをすると、ふくらはぎの筋肉が伸び縮みするので心臓に血液を送り返し、その結果全身の血行が良くなるというわけです。


2.エコノミークラス症候群の予防

エコノミークラス症候群とは、長時間座るなどして足を動かさずにいたために足の静脈にできた血栓が、急に足を動かした拍子に動き肺の血管などに詰まって起きるものです。貧乏ゆすりをしていると足の血流が滞らないため、血栓ができにくくなり、エコノミークラス症候群を防ぐことができます。


3.むくみの解消

むくみは、血管から漏れ出た余分な水分が皮膚の下に溜まっている状態です。貧乏ゆすりをすると血流がよくなり、余分な水分が血管に取り込まれるため、むくみが解消されます。


4.集中力もUP!

足をゆすると、足腰で滞った血液を上半身に送ることができ、血流が改善されます。仕事などで長時間座って作業をしているとき、体内では血液の循環が滞り、脳へ血液が行き届きづらくなっている状態。そういった時に貧乏ゆすりをすると、血液が頭まで運ばれやすくなり脳が活性化し、集中力が高まるのです。貧乏ゆすりに限らず、足の運動は脳の活性化に有効です。


5.リラックス効果

さらに貧乏ゆすりには、リラックス効果も期待できます。これに関係しているのが、「セロトニン」という脳内の物質です。セロトニンは、一定のリズムを刻むことで分泌が促進されると言われているもの。ドーパミンなど神経を興奮させる物質の情報をコントロールして精神を安定させる働きがあります。軽い運動などで分泌を促すことができますが、一定のリズムで貧乏ゆすりをするだけでもセロトニンの分泌を増やすことができます。


6.変形性股関節症の痛み軽減

 変形性股関節症は、股関節の軟骨がすり減って股関節内に炎症を起こし、痛みなどが生じる中高年に多い病気です。貧乏ゆすりを行うことで、関節に存在する関節液と呼ばれる関節の潤滑油のような役割を果たす液体が流動しやすくなります。関節液には軟骨を健康に保ち、再生を促すといわれる成分が含まれているため、軟骨の維持や症状悪化を防ぐことができだけでなく、結果的に軟骨が再生したケースも見られたとのことです。リハビリに取り入れている病院も多いようです。


 以上のように貧乏ゆすりは身体にとってメリットが多く、一部では「健康ゆすり」と呼ばれているほどです。皆さんも健康法の一つとして貧乏ゆすりを取り入れてみてはいかがでしょうか? ただし、貧乏ゆすりを目の前でやられると不快に感じ人は多いので、むやみに人前でやるのは避けておきましょう。



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