鼻呼吸のススメ
- fujinari-saki
- 2019年12月1日
- 読了時間: 2分
今、あなたの口は半開きになっていませんか?
いびきをかく、睡眠の質が悪い、風邪を引きやすい、のどが渇く、肌のたるみや乾燥が気になる…もしかしたら、口呼吸が原因かもしれません。
しかしながら、口呼吸は結構身体に悪影響をもたらします。
主なデメリットは以下の通りです。
1.虫歯や歯周病になりやすい
口呼吸すると口が渇くのでばい菌が繁殖しやすくなります。そのため虫歯や歯周病にもかかりやすくなってしまうのです。
2.歯が黄色くなる
口をきちんと閉じていると唾液が出てきます。唾液には浄化作用があるので口内環境も良くなります。一方、口呼吸は口が開いているので乾燥して唾液も出にくく、汚れも落ちにくく歯が黄色く着色してしまうのです。
3.風邪・アレルギー鼻炎・喉の疾患になりやすい
口呼吸だと風邪菌やインフルエンザウイルスなど、細菌やウイルスも体内に入りやすいです。口の中が乾燥していると鼻や喉が弱くなるので、アレルギー性鼻炎や扁桃腺炎など喉の疾患になりやすいのだとか。
4.口臭が強くなる
口が乾燥すると口臭も強くなります。口が開いてばい菌が喉に入ると、体が免疫で守ろうとします。その戦った死がいが喉に残ると、ひどい口臭の原因になってしまうのです。
5.たるみで老け顔に
口呼吸だと表情筋が衰えるので、顔がたるみやすくなります。フェイスラインが落ちて、肌もたるんで、年齢より上に見えてしまう可能性もあるのです。
6.いびき
口呼吸で寝ていると、いびきをかきやすいです。口を開けて仰向けになると、舌の付け根が喉側に落ちているのがわかります。そのため呼吸の通り道が狭くなり、呼吸するたびに音が出ます。これがいびきの仕組みです。いびきで悩んでいる方は口呼吸が原因かもしれません。
本来、人間は鼻で呼吸するようにできており、鼻には呼吸に関連する機能が備わっています。まずは鼻にある鼻水が空気に湿り気を与え、体内に入る空気の温度を適切な状態にしてくれます。口呼吸では乾燥した冷たい空気が直接肺に届いてしまいますが、鼻呼吸をすれば空気が35~37度まであたたまります。そのため、肺の負担をやわらげることができるのです。空気中の細菌やウイルスの侵入を阻止するのも鼻呼吸の特徴です。鼻粘膜にある線毛や粘液層により、入ってきた多くの異物を除去してくれます。
鼻呼吸には多くのメリットがあります。無意識に口で息を吸ってしまう方は、健康のためにも意識して鼻呼吸に切り替えましょう。

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